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本の話

2010/09/17 Fri 01:19

宮尾登美子原作の鬼龍院花子の生涯を読みました。
きっかけは、数ヶ月前に観月ありさ主演のこのドラマを見て、
うっすら覚えている故夏目雅子の映画の方とは全然話が違う???
と思って、原作を読む事にした。

物語は、大正時代の高知の侠客、鬼龍院政五郎、通称「鬼政」親分の
侠客の世界、そしてその世界を養女の松恵から見た話。
ワタシはてっきり「鬼龍院花子」が夏目雅子かと思ってたら、
そうではなく、松恵が夏目雅子だった。
花子は鬼政の一人娘で、ハンパねぇぐらい甘やかされて
育ったもんだから、これがとんでもないパー娘で、
「高知バカ女グランプリ」なんつーものがあったとしたら、
間違いなくぶっちぎりで優勝してしまうだろう・・・
それぐらいのおバカさん。読んでてぶん殴りたくなったぐらい。

時代背景もそうだけど、この鬼政は現代人から見たら暴君で、
女、子供に人権なんぞないのですよ。
道具扱いですわ。何をやるにしても鬼政の許可が必要で、
物語が進んで子供のときにもらわれてきた
松恵が三十路過ぎても、仕事の場所は家から通える所だとか、
一人暮らしはあーだこーだとかで、もぉ~とにかく
現代人からしたら「はぁっ?!」ですよ。
なんで一々おのれの許可がいるんじゃいっ!って感じ
(松恵は養女でもらわれてきたけれど、実際は殆ど小間使いポジション。
勉強が好きでなんとか説得して上の学校まで行かせてもらえたので、
手に職をつけて、最後はこの一家の中では生活には
困らない人物になった。)
若干読んでてイライラしたっ。
でもストーリーは面白くって、後半は一気に読んでしまった。
(難しい漢字やら特殊?な言い回し等があってちょっと読みずらかったけど。)

この原作とこの間のドラマを比べると、
ドラマの方は陳腐だったなぁ~。
ドラマの方の鬼政は、松恵の事を密かに心配してたり
(自分が恩を受けている貴族議員のおっさんに松恵を捧げた
けれど、心配になって猛ダッシュでおっさん宅に行った。
結果、手込め寸前で松恵は自力で逃げていた)
松恵と将来を約束した男に対して物わかりが良い男に
描かれていたけれど、原作の鬼政はこんなんじゃないのだ。
松恵に一方的に思いを寄せていた男の指を詰めさせたり(ひぃ~理不尽っ!)
料亭に松恵を騙して呼び出して手込めにしようとしたりで
とんでもない奴なのです。ザッツ鬼政。
(とりあえずフィクションだけど、でも子供のときから共に生活
していた子を、よくまぁ手込めにしようとするよなぁ。
こんな事するのは、こいつと光源氏ぐらいだぜ。)

それから、この「鬼龍院花子の生涯」でのお約束の有名キメ台詞、
「なめたらいかんぜよ!」は、原作にはありません~。
とにかく松恵は我慢の子。耐えて耐えて耐えまくるので、
こんな言葉は発せられないと思いますー。

おもしろいもの | コメント(2)
コメント
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鍵コメさま
いえいえ、好きでやってますので、どうかお気遣いなく~。

原作読んだ後に観月ありさ版の方を思い出すと、
陳腐な出来具合に改めてイラっときましたー。
原作と全然違うので驚くと思います~。




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